旅のもくじ
旅の基本情報 ~カリフォルニア州を巡る 6泊7日~
体験記投稿者:kao様
行き先:ソルバング、サンタクルーズ、サンノゼ、サンフランシスコ(カリフォルニア州、アメリカ)
宿泊数:6泊7日
旅行年月:2015年9月
参加人数:私・主人・子(男の子・1歳3ヶ月)
子連れ旅行記 ~カリフォルニア州を巡る 6泊7日~
2015年9月、アメリカはカリフォルニア州のサンタクルーズ、サンノゼ、サンフランシスコを訪れました。当時サンディエゴに住んでいたので、全て車で移動しました。
同じ州内とはいえ、かなりの走行距離があるので、移動中心の日も含めて、6泊7日の旅でした。ソルバングとサンフランシスコに行くのは2回目でしたが、前回行けなかったスポットを中心に観光しました。
子供は当時1歳3ヶ月で、街中でも少しの距離なら歩けるくらいになっていました。カーシートが嫌いだったので、車移動が心配でした。当時1日3時間昼寝をしていたので、昼寝に車移動を合わせてスケジュールを組んで対応しました。
1日目:サンディエゴ→ソルバング
サンディエゴからソルバングへ出発!
1日目。サンディエゴ(自宅)からソルバングを目指して北上します。
ソルバングに行くのは2回目です。小さな町ですが、前回お店を回りきれなかったことと、町の雰囲気と料理が気に入ったのでまた行くことにしました。
今回は渋滞に巻き込まれることなく到着し、お菓子やお土産の店を見ることができました。子供は馬車やたくさんのお菓子を見て興奮していました。
前回と同じ宿とレストランに行って、ワインと料理を楽しみました。
2日目は朝一でベーカリーに寄って出発します。
デンマーク風を謳ったベーカリーが数店ありました。
モントレー方面に向かって休憩を挟みつつ北西に進みます。
モス・ランディング自然保護地区
お昼頃、モントレーから北に1時間くらいのところにある、「モス・ランディング自然保護地区」に到着しました。
ここは野生のラッコがたくさん見られることで有名な場所です。以前モントレーで間近に野生のラッコを見て以来、ラッコにはまってしまったので、今回の旅行で一番楽しみにしていたところでした。
フリーウェイを降りて横道に入ると、周囲は湿地帯と入り江になり、緑と水と青空が視界一杯に広がります。
野生のアザラシとラッコが可愛かった!
道の終点がそのまま駐車場になっているので、車から降りると、目の前に入り江が見えます。水面にアザラシがたくさんいるのに気がつきました。
そのまま道に沿って奥に進むと、波の穏やかなエリアにラッコの群れがいました。30匹ほどのラッコが、それぞれ寝ていたり毛づくろいしたりじゃれあったりしていて本当に可愛かったです。
ラッコ好きの私と息子は大興奮でした。
周辺にカヤック貸し出しのお店があり、湾内のラッコにさらに近づけると聞きましたが、1歳の子供を連れては乗れないので諦めました。
残念に思っていましたが、ラッコの群れが私たちのいる岸辺にどんどん近づいてきたので、結果としてカヤックに乗るより近くでラッコを見ることができてラッキーでした。
ラッコ以外にも湿地帯のエリアで千鳥などの水鳥をたくさん観賞することができて、動物好きの私たちにはとても良い所でした。
駐車場より奥は車両が入ってこれないので、子供も好きなように歩いたり砂で遊んだりして楽しんでいました。
地区の周辺は畑になっていて、農家直営のファーマーズショップもあります。新鮮な食材や軽食を買って、サンタクルーズに向かいました。
サンタクルーズでの宿泊先は、民宿 Airbnb
サンタクルーズでの宿は、以前と同じくAirbnbを利用しました。
前回滞在した時と同じAptos Villageの部屋が空いていたので、またそこに泊めてもらうことにしました。子連れの民泊は騒音が心配ですが、この家のオーナーは5人の子育て経験のあるシングルファーザーで、子供に理解のある人だったので是非また利用したいと思っていました。
洗濯機とキッチンがあることも選んだ理由です。
3日目:サンタクルーズ観光
Aptos Village 散策
3日目は午前中Aptos Villageを散策します。
山の目の前にビーチが広がっているようなところでした。
町は個人でやっているような手作り感のあるお店が多かったです。Burger. Aptosというハンバーガー屋さんで昼食を食べて、サンタクルーズのダウンタウンに行くことにしました。
街を歩いてのんびり観光
最初は海辺の遊園地に行こうと計画していたのですが、その日は駐車場に入れないくらい混雑していたので、予定変更して街を歩いて観光することにしました。
メインストリートを中心におしゃれなお店がたくさんありました。
オーガニックを謳ったレストランも多く、オーガニックジェラートを試したら美味しかったです。焼きたてのクッキー専門店もあり、匂いにつられて購入してしまいました。
小さな街でしたが、歩道も店内も広くてベビーカーでどこまでも行けました。人通りも多くなかったので、子供がベビーカーを嫌がったらすぐに下ろして、一緒に歩いて機嫌をとっていました。
道で出し物や演奏が行われていて、子供と一緒に楽しむことができました。
4日目:サンタクルーズ→サンノゼ→サンフランシスコ
ウィンチェスター・ミステリー・ハウス
4日目は朝サンタクルーズを出発してサンノゼに向かいます。
山の中の道を通って行きました。
サンノゼでの目的は「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」です。
大富豪の未亡人が「亡霊の呪い」を恐れて、38年間増築を続けた結果、奇妙な形になった巨大なお屋敷です。独特なデザインや幽霊が出るという噂から、幽霊屋敷とも言われています。
色々な種類のツアーが企画されていますが、小さい子供と一緒に入れるツアーは1つしかなかったので、それを選びました。
ウィンチェスター・ミステリー・ハウスの中へ!
受付でツアーのチケットを購入して、中庭でツアーの開始を待つ事にしました。中庭は広く、綺麗に整備されていて、子供が喜んで走り回っていました。
ツアーが始まり、屋敷の成り立ちについて説明を聞きながら内部を見学します。
子供が長距離を歩けるようになっていたので、ベビーカーを置いていきましたが、正解でした。内部は掃除や管理されていて危険なものはありませんが、廊下や扉が狭くてベビーカーが通れなさそうなところがたくさんありました。
狭い廊下や階段を上ったり降りたりして、屋敷を見学している間、息子は半分歩いて半分抱っこされていました。
一つの家の中にこれほど…!とびっくりしてしまうくらいたくさん部屋を回り、色々なものを見たのであまり疲れを感じませんでした。
一番インパクトがあったのはたくさんのステンドグラスが置かれている部屋でした。キラキラ輝いていてとても綺麗でした。
他には天井まで続く階段や、隠し扉などがあり、本当に何でこのようなものを造ったのか不思議に思ってしまう建物でした。
2時間のツアーでしたが、子連れの参加者が多かったです。途中途中で案内係が屋敷にまつわる怖い話をしてくれるので、他のお客さんと一緒に「怖い」と騒いでにぎやかに楽しく回れました。
ツアー終了後はガーデンや屋敷の外観を見て回りました。大富豪のお屋敷だったということもあり豪華でした。2階にある玄関を見つけたりして、外側からも楽しむことができました。
その後、遅くなってしまった昼食をとってからサンノゼを出発し、サンフランシスコに向かいます。
順調に進みましたが、サンフランシスコ市内に入る前の1本道で渋滞に巻き込まれてしまいました。普段は10分くらいで通れる道のはずなのに2時間かかり、サンフランシスコに到着したら夜になってしまいました。
皆くたくたになっていたので、ホテルの目の前のお店から適当に選んで夕食をとり、早々に休むことにしました。
5日目:サンフランシスコ観光
サンフランシスコのダウンタウン観光
5日目。サンフランシスコのダウンタウンを中心に観光します。
サンフランシスコでのホテルHotel Whitcombは中心地にあり、どこへ行くにも便利でした。
有名ベーカリーへ
サンフランシスコの有名なパン屋に是非行ってみたいと思っていたので、という有名なベーカリーに行きました。
ブランチの時間帯でしたが、行列ができていました。
せっかく来たのだからと並んでみると、思っていたより回転が早く、すぐに順番が回ってきました。クロワッサンやパニーニを購入して食べました。
少々値段が高いと思いましたが、とても美味しくてボリュームがありました。
その後はメインストリート沿いに歩いて、ユニオンスクエアやデパートを見ました。
私1人で観光することに!
昼食後、疲れてホテルに帰りたいと言う夫と、せっかく来たのだから観光して回りたいと言う私で意見がわかれました。
息子の昼寝の時間にもなっていたので、息子と夫でホテルに戻って休憩し、その間3時間、私1人で観光することにしました。
まずはサンフランシスコ名物のケーブルカーに乗りに行きました。
子供が一緒では乗れない一番外側の立ち見席を選んだら、ジェットコースターみたいで楽しかったです。
道中サンフランシスコの町並みやランドマークが見れてわくわくしました。
次にロンバート・ストリートという曲がり道を登ってみたり、フィッシャーマンズワーフやギラデリスクエアを回っていたらあっという間に時間が過ぎていました。
子供が生まれてから単独行動はとても久しぶりだったので、とても良い気分転換になりました。
復路もケーブルカーを楽しんでからホテルに帰ると、休憩して元気になった家族が待っていました。
夕方になって涼しくなったダウンタウンを再度一緒に見て回り、イタリアンレストランで夕飯にしました。
6日目:サンフランシスコ→サンタモニカ
Smitten Ice Cream
6日目はSmitten Ice Creamというアイスクリーム屋さんに行きました。
ここのアイスクリームは、とてもユニークです。
注文が入ってから、液体窒素を使った機械でクリームを冷やして作ってくれます。フレーバー毎のアイスの箱ではなく機械が置いてあるので、見た目も面白いお店です。
材料にはオーガニックや地元産の食材が使われていて、新鮮で美味しかったです。特殊な作り方をしているので、口当たりがとてもなめらかでびっくりしました。
食後は周辺のお洒落なブティックやショップを見ながら駐車場に戻り、サンフランシスコを出発しました。
この日は渋滞に巻き込まれることなく、順調に南のサンタモニカに到着しました。途中休憩を挟んで7時間くらいかかりました。
7日目:サンタモニカ→サンディエゴ
7日目。サンタモニカを観光します。
サンタモニカ・ピアへ
軽く街中を回った後、有名なサンタモニカ・ピアへ行きました。
混んでいましたが、ベビーカーで全部回ることができました。
桟橋の上には遊園地やレストランがありました。景色を見たり、子供と一緒にメリーゴーラウンドに乗って過ごしました。
遊園地は激しいアトラクションが多く、息子と一緒にのんびり楽しめそうなのはメリーゴーラウンドくらいでした。
サンディエゴへ帰宅!
シーフードを昼食に食べてから自宅のあるサンディエゴに帰りました。
今回の旅行では、息子が1歳3ヶ月になり、たくさん歩いてたっぷり寝てくれたので移動や夜間がとても楽に感じました。
訪れたカリフォルニアの町は道や施設が広いので、小さな息子と歩いていても他の人の邪魔にならず、本人の希望するままに歩かせることができました。歩いていて「偉い」、「がんばれ」と声をかけられることも多かったです。
また、「動物が好き」、「歩くのが好き」など好みがわかってきたので、子供の性格に合った場所を選んだ時は機嫌良く過ごしていることが多く、親としても精神的に楽になり一緒に旅行を楽しむことができたと思います。
同じ旅行先へ子連れ旅行を予定している方へのアドバイス
エル・エステロ・パークにあるプレイグラウンドが広く、遊具も充実していて子供が喜んでいました。
今回の旅行で、子供用に準備した持ち物
- オムツ
- 食事用スタイ
- 手桶
- 離乳食(完了期)
- 幼児向けアプリ(車内用)
ダウンタウンのドラッグストアに入ることがありましたが、あまり育児用品が充実していなかったので、普段使っているものをそのまま持って行って正解でした。時間の節約にもなったと思います。
車移動が多かったので、幼児向けアプリの動画がとても役に立ちました。普段はあまり見せていなかったので、余計珍しがって集中して見ていました。